富士山の麓。秋の二日間。

10/7.8の二日間、山梨県富士吉田市の『ハタオリマチフェスティバル2017』に出店してきました。

燕史上初の他県出店ということで、らしくなくかなり意気込んで乗り込みましたが、会場に着いてみると他の出店者に知った顔ぶれも多く、イベント自体とてもゆるやかな雰囲気ですっと入っていくことができました。

お客さんは、古市のように「古いもの大好き!」という方よりも、古道具が物珍しいという感じの方が多く、もちろん燕のことなんか知らない方ばかり。でも逆にそんな中でのお客さんとのやりとりが新鮮で楽しかったですね。正直、長野よりもおばちゃんの値切りが強いなーってのもありましたが。笑

『ハタフェス』は、僕らが出店していた道具市の会場だけでなく、織物メインの会場や街中の路地や店舗でも楽しいマーケットや企画が開催され、お客さんに街中を回遊してもらおうというイベント。

僕も友人に店番を頼んで他会場や街中をぐるぐる歩きましたが、、富士吉田の街がこんなに楽しいなんて知らなかった!正直、富士吉田というと、河口湖と富士急ハイランドと忍野八海あたりが思い浮かぶだけで「人が混み合った観光地」くらいのイメージしかなかったのですが、街中の商店街や路地がこんなことになっているとは驚きでした。僕もいますぐお店を始めたいような魅力的な(たぶん)空き店舗がたくさんあって、迷路のような細い路地が好奇心をくすぐり、奥に奥に進むと素敵なお店が不意に現れる。そして水がきれい!これからの可能性ばかりを感じる街でした。僕のように、このイベントを通して富士吉田の魅力を再発見した人も多いと思います。

『ハタフェス』。やっている人たちの「富士吉田をもっと楽しくしたい!」という熱意もすごく感じて、素直にいいイベントだな、と思いました。

やっぱり行かないとわからないことってあるなー、と改めて感じることもできたので、これからもチャンスがあれば積極的に外に出掛けていこうと刺激を受けた秋の二日間でした。
















山梨のみなさん、ありがとうございました!