【工芸の五月】現在民藝館 ＠ 池上邸

先のブログでも紹介したように、松本では今『工芸の五月』と言って、街中のいたるところで工芸・民芸に関するイベントや企画が催されています。

これまでまだ何も見に行けてなかったのですが、今日やっと一つ見てきました。

L PACK による『現在民藝館』を見に、自転車を走らせ池上邸へ。
今年のタイトルは、 – forward the letter to him – 。

L PACKの二人とは、たしか3年前、2011年の工芸の五月でコーヒーを飲ませてもらったことで知り合いになり、毎年この時期に会うだけの仲なのだけれど、ゆるーくテンション低めな波長が僕に合うようで、彼らが松本滞在中は何かと顔を合わせる機会が多い。

そんなこんなで、Lの企画・展示には毎年足を運ぶのだが、アートというものがまったくわからない僕は、僕なりに理解しようと凡人な質問を繰り返し、返ってくるアーティスト的回答に「ふーん」「へー」となんとなくわかったふりをする、という毎年の光景。

僕の言葉では、彼らのアートについて第三者に表現しようもなく、結局、今年も違いがわかる男になれなかったけど、なんとなく「いいな」と思ったのは本当なので、それでよしとする。

■ L PACK の現在民藝館

床板をはがして、床梁を陳列台にするという大胆な発想はさすが。